スキップしてメイン コンテンツに移動

Domaine Jean Marc Boillot
ドメーヌ・ジャン・マルク・ボワイヨ


Jean Marc Boillot 
 2 Route de Beaune, 
21630 Pommard, France
Tel: +33 3 80 24 98 07


Vineyards
所有畑

Rouge
赤ワイン

Pommard 1er Cru Rugiens 0.15ha
ポマール プルミエ・クリュ リュジアン

Pommard 1er Cru Saussilles 0.40ha
ポマール プルミエ・クリュ ソシーユ

Pommard 1er Cru Jarollieres 1.31ha
ポマール プルミエ・クリュ ジャロリエール

Volnay 1er Cru Pitures 0.44ha
ヴォルネイ プルミエ・クリュ ピトュール

Pommard 0.39ha
ポマール

Volnay 0.29ha
ヴォルネイ

Blanc
白ワイン

Batard Montrachet Grand Cru 0.18ha
バタール・モンラッシェ グラン・クリュ

Puligny Montrachet 1er Cru ​Combettes 0.47ha
ピュリニー・モンラッシェ プルミエ・クリュ コンベット

Puligny Montrachet 1er Cru ​Champ Canet 1.13ha
ピュリニー・モンラッシェ プルミエ・クリュ シャン・カネ

Puligny Montrachet 1er Cru Referts 0.61ha
ピュリニー・モンラッシェ プルミエ・クリュ ルフェール

Puligny Montrachet 1er Cru ​Truffieres 0.24ha
ピュリニー・モンラッシェ プルミエ・クリュ トリュフィエール

Puligny Montrachet 1er Cru ​La Garenne 0.17ha
ピュリニー・モンラッシェ プルミエ・クリュ ラ・ガレンヌ

Puligny Montrachet 0.38ha
ピュリニー・モンラッシェ

Meursault 0.22ha
ムルソー

ヴォルネイの父とピュリニーの母から珠玉のクリマを受け継いだラッキーガイ
2001年に還暦を迎えたジャン・マルク・ボワイヨ。
1984年まではヴォルネイの実家において、祖父や父の下でワイン造りに励み、それ以降1989年まではピュリニー・モンラッシェのオリヴィエ・ルフレーヴで醸造長の職に就いていた。
彼が自身のドメーヌをポマールに立ち上げたのは1985年。つまり1980年代の後半はドメーヌとオリヴィエ・ルフレーヴでの醸造を掛け持ちしていた時期である。
彼にとって幸運なことは、父方がヴォルネイの大ドメーヌで、母方はピュリニーの著名ドメーヌ出身だったことだろう。
母はエティエンヌ・ソゼの一人娘。ボワイヨ家には3人の子供がおり、3人それぞれに相続権があったため、1991年にジャン・マルク・ボワイヨはエティエンヌ・ソゼの畑の3分の1を手に入れることができた。
ピュリニー・モンラッシェ1級のコンベット、シャン・カネ、ルフェール、トリュフィエール、それに村名のピュリニーとシャサーニュである。
現在、ドメーヌの所有畑は11ha。ヴォルネイ、ポマール、ムルソー、ピュリニー・モンラッシェ、シャサーニュ・モンラッシェなど、コート・ド・ボーヌの赤白両銘醸地に区画を有する。
またジャン・マルクは1989年にネゴシアン・ビジネスも始め、おもにコート・シャロネーズの白ワインを扱っている。
このネゴスものもブドウ、または果汁の状態で原料を買い付け、ドメーヌもの同様に醸造、瓶詰めされるワインで、ラベルもほぼ同じだが「ドメーヌ」の表示がない。
白ワインの醸造は、まず収穫したブドウを除梗せずに空気式圧搾機で搾汁。デブルバージュをし、細かな澱は残したままオークの小樽で発酵。新樽率は25〜30%。11ヶ月間熟成させ、週に1回バトナージュを施す。
一方、赤ワインは、100%除梗のうえ、13度で低温マセレーションのあと最高32〜34度でアルコール発酵。さらにそのあと29度のポストマセレーション。25〜30%の新樽を用い、16ヶ月の樽熟成。その間の澱引きは一切なしだ。
ジャン・マルク・ボワイヨの白ワインはたっぷりとしたボリューム感を基調とし、ミネラルの強弱によってアペラシオンが表現される。
赤ワインもまずしっかりした果実味の凝縮感があり、ストラクチャーの強弱がアペラシオンを物語る。
ヴォルネイ1級ピチュールはなで肩、ポマール1級リュジアンは怒り肩だ。
長女リディと長男バンジャマンがドメーヌ入りして父を支えるが、ジャン・マルク自身は60歳を超えてもなお現役を退くつもりなどなさそうである。
~インポーター資料より~